当社では、昭和55年8月より熊本市委託事業を受託し、現在に至るまで熊本市と二人三脚でリサイクルに取り組んでいます。
自治体と国民及び企業へリサイクルを促進する「容器包装リサイクル法」等の関連法規が整備され、各自治体にてリサイクルプラザの建設が急速に推進されました。
菊池郡市2市2町で構成される菊池環境保全組合では、全国的に見てもあまり例のない「包括管理業務委託」を導入し、弊社委託事業部がその一端を担っています。
また、阿蘇郡市1市5ヶ町村で構成される阿蘇広域行政事務組合の大阿蘇環境センター未来館においては、リサイクル施設運営管理業務を受託しています。
その他にも人吉球磨広域行政事務組合をはじめ熊本県下市町村の各有価物を取り扱うなど、新しい技術指導と住民の負担軽減を考慮したリサイクル事業の推進を目的として活動しています。
選別課 |
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委託収集課 |
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大阿蘇環境センター未来館 |
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容リプラ選別課 |
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大津美化センター |
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静脈産業におけるインフラの一翼を担う部門として、「ガラスびんの再生原料化」をはじめとした「PETボトルのフレーク化事業」の原料調達から再商品化までを一貫して行っています。
日本容器包装リサイクル協会及び、熊本県を中心とした九州各自治体よりの独自ルートと、様々な企業より排出される事業系のルートから原料調達を行い、その中でも協会からの原料に関しては、ガラスびん・PETボトルの原料を再生処理事業者として取り扱っています。
また、飲料用容器等のリターナブル瓶も取り扱っており、環境負荷の軽減を考慮した社会生活に密着した容器のリサイクルを行っています。
ガラスカレット課 |
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ペットフレーク課 |
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容器課 |
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企画課 |
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再生可能エネルギーの普及を目的として、固定価格買取制度(FIT制度)が導入され、地球に優しい新エネルギーとして期待されるバイオマス・エネルギー。
当社では、様々な企業で排出される廃木材や未利用木材を回収し、ウッドチップに加工を行い、加工品の原料や燃料として取り扱う各メーカーや工場へ供給を行っています。
木質燃料課 |
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金属リサイクル部門では、専門の加工処理工程として、粗大系金属破砕処理を行うシュレッダープラント・大量の鋼材等が処理可能な大型ギロチンプレス機・非鉄金属切断用シャーリングマシン・電線屑加工処理を行うナゲットプラント・非鉄用大型プレス機等を導入しています。
市中から発生するあらゆる金属の受け入れと、お客様のニーズへの柔軟な対応が可能です。
また、徹底したコストと品質管理により、多種多様な金属原料・廃材の高価買い取り・オイルリサイクル・フロンガスの回収などを行い、安全かつ適正に処理を実践する中で、多くの企業・行政様に信頼をいただきながら事業を展開しています。
製鋼原料課 |
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非鉄金属課 |
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破砕家電課 |
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家庭生活によって排出される新聞・雑誌・段ボールなどの一般古紙、企業の事業活動によって排出されるコピー用紙・伝票などの産業古紙を独自の選別ラインにおいて種類毎に選別し、古紙大型梱包機によってプレス加工を行い各製紙会社へ用途別に製紙原料として供給することで、資源の有効活用に努めています。
また、国内古紙の回収量の余剰対策として、輸出や他分野での古紙利用に関する研究・開発や、取り扱いが困難となっている機密文書などのリサイクルが困難な紙に関しても積極的に再資源化に取り組み、可能な限りリサイクルを行っています。
古紙課 |
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輸送部は、4S(Speedy・Safety・Service・Smile)をモットーとしています。
適材適所、適時的確に収集・運搬、安全かつ迅速にお応えし、多彩な特殊車両を取り揃えているため様々な有価物・廃棄物の引き取りが可能です。車両保有台数も80台を超えており、その機動力は九州全域にわたり、当グループの物流機能の要となっています。
環境企業の物流部隊として、特に温室効果ガスのひとつであり排気ガスとして排出されるCO2の削減には積極的に取り組んでおり、アイドリングストップや燃費目標の設定、規制適合車両の導入等、作業の効率化を図っています。
また、独自の整備工場を完備、専門のスタッフにより車両の点検・補修も自社にて実施し、常に万全の体制で業務を行っています。
輸送一課 |
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輸送二課 |
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整備課 |
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物流課 |
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近年では、これまで進められてきた3Rにおける循環型社会の形成に関する政策課題に変化が見られます。
循環を量の側面から捉えて、廃棄物の減量化に重きをおいてリサイクル等を推進していくというステージから、循環を質の面からも捉え、環境保全と安心・安全を確保した上で、廃棄物等を貴重な資源やエネルギー源として一層有効活用して資源生産性を高め、枯渇が懸念される天然資源の消費を抑制するという新たなステージに進んでいると言われています。
できる限り廃棄物の排出を抑制することを最優先としつつ、廃棄物となったものについては不適正処理の防止・その他の環境への負荷の低減に配慮しています。
再使用、再生利用、熱回収の順にできる限り循環的な利用を行い、排出抑制及び適正な循環的利用を徹底した上で、なお適正な循環的利用が行われないものについて、適正な処分を確保することを基本とし、廃棄物処理施設は循環型社会の基盤を担う役割を果たしています。
当社では、廃棄物の適正処理を徹底とリサイクル率にこだわり、「地球をきれいにする」という概念のもと廃棄物処理事業を行っております。
廃棄物処理課 |
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循環型社会形成推進基本法の基本理念である3RのReuse(リユース)の部分にあたります。
「リサイクル品展示場」を本社工場内に構え、事務機器・家具・家電品・厨房類・機器類など中古品の販売を行い、リユースの促進に取り組んでいます。
古物課 |
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